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京浜急行電鉄 駅直結型商業施設の2号店目

2017.05.01 13:54

「ウィングキッチン京急鶴見」開業決定
 京浜急行電鉄(東京都港区)は先月24日、「京急鶴見」駅の耐震補強工事に伴い営業を終了した「けいきゅうエキプラ鶴見」を京急グループのコミュニティ型商業施設ブランド「ウィングキッチン」の第2号店となる駅直結型商業施設「ウィングキッチン京急鶴見」として7月14日に開業することを発表した。
 「ウィングキッチン」は、京急沿線を中心に展開する「京急ショッピングプラザ・ウィング」の姉妹ブランドとして、「地域に溶け込むコミュニティプレイス」をコンセプトに展開する。食品・飲食などを中心にファッションや雑貨にいたるまで取り扱い、駅周辺に暮らす地域住民にとって毎日立ち寄れる普段づかいを意識した商業施設である。ちなみに1号店目は2015年12月に「京急蒲田」駅近くの高架下に誕生した「ウィングキッチン京急蒲田」である。
 また「ウィングキッチン京急鶴見」の開業に加え、駅改札内に旅客用トイレを新設するほか、昨年12月より京急沿線各地にてサービスを開始しているオープン型宅配便ロッカー「PUDOステーション」の設置なども実施する。今後も京急グループでは、地域ごとの立地特性に合わせた商業施設の展開を行うことで、豊かで住みやすい沿線づくりと各地域の発展に貢献する計画だ。




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