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東京建物/藤倉ゴム工業 携帯電話の充電用電池を「非発」に
2017.05.15 10:47
所有ビルへの設置を開始
東京建物(東京都中央区)は先月27日、所有ビルの非常用備蓄品として携帯電話充電用電池(非常用マグネシウム空気電池)「Watt SattR(ワットサット)」の設置を開始したと発表。
「ワットサット」は藤倉ゴム工業(東京都江東区)が東日本大震災での被災経験(福島県南相馬市原町工場)を基に、災害発生時における情報の入手・伝達に欠かせない携帯電話・スマートフォンなどへの充電の重要性に着目し、昨年9月に開発・製品化した簡易発電機(非常用マグネシウム空気電池)。スマートフォン5台を同時に充電でき、持ち運びが容易なコンパクトサイズで長期保管(保証5年間、保管10年間)も可能だ。
東京建物によると「東日本大震災発生時には、首都圏においても帰宅困難者の多くが、携帯電話の充電切れや充電器の売り切れに直面し大切な家族や友人への連絡が取れないなどの状況が生じました。今回設置しましたビルに入居いただいているテナント様は、このワットサットを用いて非常時や停電時においても携帯電話の充電が可能になります」としている。