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野村不動産 仙台中心部で3年ぶりの新築ビル竣工

2017.05.15 10:41

同市初の免震構造と72時間電源供給可能な発電機を搭載
 野村不動産(東京都新宿区)は宮城県仙台市青葉区にて建設を進めていたオフィスビル「野村不動産先代青葉通ビル」が先月28日に竣工を迎えたと発表した。
 同ビルは仙台の中心部である青葉通に面し、JR線、地下鉄各線へのアクセスも良好な利便性に優れた場所に位置しており、仙台中心部においては2014年以来3年ぶりとなる新規オフィスビルとなる。また、BCPに対応するスペックを備えたビルとして計画されており、免震構造かつ停電後72時間の電源供給が可能な非常用発電機を搭載したビル(仙台市初)となっているほか、断水時の飲料水を確保するなど、高いBCP性能を備えたビルとなっている。
 オフィス空間としても基準階貸室面積は約270坪、最大6分割対応可能なフレキシビリティの高いものとなっている。
 延床面積は1万2671・20㎡、敷地面積1595・47㎡。地上10階地下1階塔屋1階となっており駐車場を49台分確保している。




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