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府中駅南口第一地区市街地再開発組合 商・公・医・住の一体型複合施設誕生

2017.05.15 10:42

「まちびらき」は7月14日を予定
 府中駅南口第一地区市街地再開発組合(東京都府中市)は今月11日、府中駅南口第一地区第一種市街地再開発事業として開発を進めてきた商・公・医・住一体型の複合施設の名称を「ル・シーニュ」に決定したことを発表。また「まちびらき」を7月14日にも決定した。
 「ル・シーニュ」は、京王線「府中」駅南口直結(ペデストリアンデッキを経由)の再開発事業で商・公・医・住の一体型複合施設。地下1階~地上4階までは商業ゾーン「SHOP PODS」として物販・飲食・サービス店舗やクリニックなど約100店舗が入居する。また地下2階と5~6階部分は公共施設として利用され、7~15階は野村不動産(東京都新宿区)の分譲住宅「プラウド」を含む住居ゾーンである。
 建物規模は鉄骨鉄筋コンクリート造の地上15階地下2階、敷地面積は約6700㎡、延床面積は約5万7100㎡である。また客用駐車台数は計477台、客用駐輪台数は計830台と周辺の駐車・駐輪事情を考慮し駐車・駐輪施設を大規模に建設した。
 着工は2013年10月から行われ、施工は清水・京王・横沢建設共同企業体が実施。また参加組合員は野村不動産など。




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