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丸高産業 テナントサービスでビール試飲イベント開催
2017.05.29 13:14
都心のオフィスビルでビールが飲めるイベントが開催された。東京・東銀座に「丸高ビル」、「第二丸高ビル」を保有する丸高産業(東京都中央区)は19日、飲料メーカーのサントリー協賛のもとテナント向けのビール試飲会「サントリープレミアムモルツの会」を開催した。当日の最高気温は26・3度。まさにビール日和、100名以上が参加した。
会場は「丸高ビル」3階会議室。参加者は入居テナントをはじめ、同ビル内のレンタルオフィス「ベンチャーデスク銀座」の利用者が中心。サントリー府中工場から当日醸造したばかりのビール・軽食が振る舞われ、参加者同士で交流を深める絶好の機会になった。来場者にはビールの新製品とノベルティグッズが配布されるなど、盛況のうちに幕を閉じた。
「サントリープレミアムモルツの会」は参加者80名以上から実施する、サントリーの販促イベント。工場直送のビールの試飲が楽しめる。これまで大手企業の工場等で500名規模の試飲会を実施してきたそうだが、オフィスビルでの開催は珍しい。丸高産業の総務部部長、佐太木真氏は開催の経緯を次のように説明する。
「『第二丸高ビル』の1階にサントリーの自動販売機を導入しており、年間300万円と都内屈指の売り上げをあげていることが評価され、今回のイベント開催に繋がりました」
丸高産業にとってはテナントサービス、サントリーは商品プロモーションの場となった今回のイベント。参加者からは「次回開催が待ち遠しい」との声も多い。