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大手町・丸の内・有楽町 仲通り綱引き大会実行委員田井
2017.06.05 11:31
就業者の健康づくり促進や交流を目的とした綱引き大会実施
先月15日~17日、19日の4日間にわたり「大丸有(大手町・丸の内・有楽町)エリアで、就業者の健康づくり促進や交流を目的とした「大手町・丸の内・有楽町 仲通り綱引き大会」を開催された。
このイベントは昨年に行われた「丸の内スポーツフェス2016」にて、エリアの就業者を対象に実施した綱引きをバージョンアップし、予選・決勝合わせて4日間に渡る大規模な大会形式で開催した。参加チームは選手8名、交代要員2名の計10名で構成し、女性1名以上の参加が必須となっている。また予選は各エリア8チーム参加の計24チームでで争い、勝ち上がった各エリア代表の2チームが決勝リーグに駒を進める。なお優勝チームは、プロレスリングノアに所属する現役プロレスラーとのエキシビションマッチが行える特権付きだ。
初日の丸の内エリアは「三菱商事」と「三井不動産・三井不動産ビルマネジメント」が決勝リーグに進出。更に2日目16日の大手町エリアは「JXTGエネルギー」と「三菱ケミカル」が、3日目17日の有楽町エリアは「日本アジアグループ」と「三菱地所・三菱地所プロパティマネジメント」が勝ち上がった。
19日の決勝戦は丸の内仲通りの「丸ビル」前にて開催。勝ち上がった6チームが2つの決勝リーグに分かれて対戦し、各決勝リーグを勝ち上がった2チームが決勝戦で優勝の座を掛けて争う。決勝リーグ(1)は「三菱商事」と「JXTGエネルギー」、「日本アジアグループ」が同じグループになり、また決勝リーグ(2)は「三井不動産・三井不動産ビルマネジメント」と「三菱ケミカル」、「三菱地所・三菱地所プロパティマネジメント」が一緒になった。
特に同イベントで一際注目を集めたのが、決勝リーグで対戦する「三井不動産・三井不動産ビルマネジメント」と「三菱地所・三菱地所プロパティマネジメント」の大手デベロッパー対決。どちらのチームも予選で苦戦することなく圧勝してきたため、好勝負になると沿道に詰めかけた観覧者も期待し、今大会で一番声援が飛んだ。が、蓋をあけてみると「三菱地所・三菱地所プロパティマネジメント」の秒殺勝ち。勢いそのまま決勝リーグ(2)を勝ち上がり、決勝リーグ(1)の勝者「三菱商事」にも苦戦することなく圧勝、並びに優勝した。
更に「三菱地所・三菱地所プロパティマネジメント」は優勝に飽き足らず、現役プロレスラーとのエキシビションマッチにも勝利。チーム代表で先頭に立つ元アメフト部のリーダーは「丸の内では負けられない。勝つのが絶対条件」と語り、勝負に掛ける思いが実を結んだ結果であった。
丸の内では今後もスポーツイベントなどを通じて就業者の健康づくりの促進やコミュニティのづくりを行っていく計画だ。