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オリックス/日本ハイアット/金沢市 総事業費200億円超の大型複合施設開発
2017.06.12 17:48
国内初進出の「ハイアットハウス」誕生
オリックス(東京都港区)と日本ハイアット(東京都千代田区)は今月7日、石川県金沢市のJR「金沢」駅西口において新規ホテルの開業を含めた大型複合施設の開発プロジェクトを発表した。
今回発表したプロジェクトは、2棟の施設が低層階で繋がるホテルを中心とした大型複合施設。総事業費は200億円を超える見通しで、ホテルの他に商業施設などで構成された商業フロア、住居フロア、施設利用者などが自由に利用できる庭園スペースなどが造られる。
またホテルはハイアットグループが展開する2タイプのブランドが進出。2015年に誕生した新ブランドでフルサービス型の「ハイアットセントリック」が14階建ての1~14階までに入る。また長期滞在型のホテルブランド「ハイアットハウス」は15階建ての3~7階に造られ、それから上の高層階にはレジデンス棟が造られる。「ハイアットハウス」は国内初進出となる。また2棟を繋げる低層階は商業施設や庭園スペースなどで構成。来年2月に着工し、竣工は2020年5月を予定。翌6月にはホテル開業を予定する。
同日には「アンダーズ東京」にて説明会が開催され、金沢市市長の山野之義氏、オリックス不動産事業本部長の深谷敏成氏、日本ハイアットの阿部博秀代表が出席。山野市長は「金沢市、更には北陸地方を代表するシンボリックな施設が2020年に誕生します。金沢市の発展に大きく貢献すると思います」と語った。