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アイカ工業 高い質感の不燃化粧板

2017.06.26 13:17

 アイカ工業(愛知県清須市)は大胆で鮮やかなデザインとリアルな質感をもちつつ、大理石やセラミックタイルに比べて軽く施工性に優れた不燃化粧板「アルディカ」を発売する。
 アイカ工業はM&Aにより三菱マテリアル建材(東京都千代田区)の建材事業を継承したアイカラック建材(東京都練馬区)を2015年10月に子会社化。アイカ工業が元々有する「結城樹脂合成技術」やメラミン化粧板国内シェア7割を獲得する原動力となっている「デザイン力」、「成形技術」にアイカテック建材が有する「無機技術」、「不燃化技術」を融合させ、石や陶板にかわる新しい不燃化化粧板「アルディカ」を開発した。
 同社は4K・8Kディスプレイの高精細さを支える樹脂技術を不燃化粧板の意匠性アップに応用することで本物の石、陶板のような質感の不燃化粧板を開発するに至った。「アルディカ」の重さは一般的な石の約4分の1、輸送コストの削減、間配りコストの削減に繋がる。




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