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パソナ・パナソニック ビジネスサービス/日本テレネット/パーク・コーポレーション 従業員のメンタルヘルス改善 最先端のオフィス緑化システム
2017.07.03 17:11
パソナ・パナソニック ビジネスサービス(大阪府門真市)、日本テレネット(京都市中京区)、パーク・コーポレーション(東京都港区)の3社は、視界に入る植物の割合とストレスの関係に基づき、従業員のメンタルヘルスの改善を促すシステムと、デザイン性の高いオフィス緑化を組み合わせた最先端のサービス「COMORE BIZ(コモレビズ)」の提供を、先月26日より開始した。
「COMORE BIZ」は、緑視率とストレスの関係性のエビデンス化により、植物の最適配置のアルゴリズム化に成功。そのアルゴリズムに基づいて、ストレス軽減につながる植物の選定と最適な緑視率を従業員一人ひとりが確保できるオフィスデザインを提供する。導入後は従業員のストレス軽減の状況を把握できる効果測定レポートを管理者・従業員双方に行いながら、従業員の好みを自己学習し、より最適な植物の配置を提示する。
日本テレネットは産官学連携によりグリーン・メンタルヘルスの研究を拡大。ストレスの数値化とその軽減につながる最適な植物の量と配置を決めるアルゴリズムを実現し、オフィス緑化サービスにおいてエビデンス化を行った。また、パーク・コーポレーションの空間デザイン事業部「パーカーズ」は、これまで植物を使用したオフィスデザインを多数手掛けている。今回はアルゴリズムに基づき、オフィスデザインと植物のプロとして、内装から家具・プランター、植物の選定・配置までをトータルコーディネートする。パソナ・パナソニック ビジネスサービスは、総務BPO会社としてオフィス環境への様々なサービスを提供し、「戦略的総務」の観点から高付加価値サービスを展開している。「COMORE BIZ」の販売にあたり、同社はビジネス全体の設計と顧客への販売を行う。