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三菱地所 シンガポールで現地法人と大規模再開発実施

2017.07.17 16:55

 三菱地所(東京都千代田区)は13日、シンガポールに拠点を置く不動産会社キャピタランドおよびキャピタランドグループが運用するシンガポールのリート、キャピタランドコマーシャルトラスト(以下CCT)と共同で、シンガポール中心部における大規模複合再開発事業「ゴールデンシューカーパーク再開発プロジェクト」に参画すると発表した。
 プロジェクトではCCTが所有する6100㎡の敷地に、オフィス、サービスアパートメント、商業施設、ホーカー(屋台街)、駐車場などを有する高さ約280mのビルを建設する。三菱地所はシンガポールでキャピタランドグループと共同でオフィスビル「キャピタグリーン」を開発した実績があるが、大規模再開発は今回が初めて。
 事業分担はキャピタランドとCCTがそれぞれ45%、残りの10%を三菱地所が受け持つ。総事業費は約18億シンガポールドル(約1450億円)を予定している。
 建物は延床面積9万3400㎡の51階建てで、竣工は2021年上半期の予定。




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