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積水ハウス 「防災の日」を前にアンケート調査実施
2017.08.21 17:29
共助」への意識の低さが浮き彫りに
積水ハウス(大阪市北区)総合住宅研究所は、9月1日の防災の日を前に防災意識や家庭での災害対策状況を明らかにするため、全国の一般男女1205人を対象にインターネット上でアンケート調査を実施した。
調査結果によれば、防災の日について「日にちも由来も知らない」が38・3%、「防災の日があることを知らない」が14・2%と、合わせて過半数が防災の日について知らないことが分かった。また、防災の日を知っている人は災害対策を実践している傾向にあり、防災の日が災害対策に有効であることが伺える。地震から生命を守るために必要なこととしては、自助の項目が上位の回答に挙げられ、近隣の人々が助け合う共助の備えが課題であることも浮き彫りとなった。