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スペースエージェント 情報サイト開設し掲載数150以上

2017.08.21 17:18

民泊サービス情報一元化
 スペースエージェント(東京都渋谷区)は民泊事業者が国内のあらゆる民泊関連サービスを検索、口コミ、Q&Aできるポータルサイト「民泊の窓口」をリリースした。同社が運営する民泊物件専門の不動産ポータルサイト「民泊物件.com」とも連携し物件探しから運営までに関わる情報をワンストップで提供していく。

 「民泊の窓口」は国内のあらゆる民泊関連サービスをまとめた情報サイト。民泊事業者は同サービスを利用することで利用者の口コミや評価などから自身に合う民泊関連サービスを探し無料で問い合わせをすることが可能。また、サービス提供者は無料でサービスの概要やアピールを掲載することができる。
 近年の日本の民泊市場では多数のサービス提供者が乱立しており情報や特徴を正確に得られず、民泊事業者への効果的なサービスの紹介や訴求ができない状況にある。
 これらを打破するため、代表取締役社長の出光宗一郎氏は「『民泊の窓口』を活用することで民泊事業者と民泊関連サービス提供者を繋ぎ双方の問題を解決し民泊市場の健全な競争と発展を促進することができる」と話す。
 リリース時点(8月7日現在)で150以上の民泊関連サービスを掲載しており民泊事業者向けの国内ウェブサイトにおいて掲載サービス数ナンバー1のポータルサイトとなる同サービス。また、民泊事業者会員数1万人以上を誇る「民泊物件.com」と連動しているためリリース時点でも多数の民泊事業者が「民泊の窓口」の会員になっているのも大きな強みといえる。
 出光氏は「今後、多くの民泊事業者を抱える強みを生かしてサービスの検索や情報収集、ゲストの集客までをワンストップで提供できる民泊事業総合プラットフォームを目指します」と意気込みを語った。




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