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山形県 インキュベーション拠点に子育て施設
2017.09.04 16:00
総工費12億円、著名建築家坂茂氏が設計
人工合成クモ糸繊維を開発したSpiber(山形県鶴岡市)などのバイオベンチャー企業が生まれ、インキュベーションエリアとして地方創生のモデルともされる山形県鶴岡市のサイエンスパークに屋内屋外一体型の遊戯施設の整備に向け、先月30日に起工式が行われた。整備するのはYAMAGATA DESIGN(山形県鶴岡市)。総工費は約12億円、2018年秋の完成予定。
建物規模は地上1階地下1階、延床面積約2000㎡の木造建築物。施設の設計はプリツカー賞を受賞した建築家の坂茂氏が担当。地域の木材を使った大屋根をかけたシームレスな空間が最大の特長だ。子供が思い切り体を動かして自由に遊べる空間をはじめ、少人数向けの多目的ルーム、カフェも整備。また、最先端のバイオテクノロジーを身近に感じるプログラムや子供の個性に応じて才能を引き出す独自のプログラムも提供する予定だという。