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<民泊関連サービス> 清掃業務拠点を拡張 ゴミ回収、かけつけサポート開始

2017.09.04 15:49

 民泊運営サービスを展開するイールドマネジメント(東京都新宿区)が、民泊清掃業務に特化した拠点の設置を進めている。現在稼働中の品川、大阪、京都に加え、新宿、浅草エリアにもオープンさせた。今後は福岡と札幌にも設置予定だ。
 拠点は利用者がチェックアウトした後の清掃、ベッドメイキング用品などの倉庫としても使用される。イールドマネジメントが扱う民泊施設では、リネン類は基本無料。クリーニング代も清掃料金内に含まれている。各地に拠点を設けることで使用済みリネンの回収を効率化、リネンのロット数を増やすことで低コストでのクリーニングを実現している。
 各拠点の広さは約50坪。リネン3000セットを常備するほか、シャンプーやリンス、洗剤類なども保管されている。清掃用オートバイ20台、自動車3台分の車庫も設けられ、スタッフはここから各民泊物件に出向き、清掃、リネンの回収などを行う仕組み。
 新たにゴミの回収サービスや、24時間体制でスタッフが駆け付けるサービスも開始。機動力を生かし、自社保有の清掃スタッフがきめ細かなサポートを提供するとしている。




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