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近鉄不動産 「(仮称)近鉄博多ビル」の建築工事に着手
2017.10.09 15:02
「博多」駅筑紫口のランドマーク目指す
近鉄不動産(大阪市天王寺区)及び近鉄・都ホテルズ(大阪市天王寺区)は福岡市博多区において「博多都ホテル」の建替えを進めているが、「(仮称)近鉄博多ビル」の新築工事に着手することとなり、5日に起工式を執り行った。竣工は2019年6月、開業は同年秋を予定している。
今回の新築工事では、福岡市の掲げる「アジアの交流拠点都市」形成に貢献すべく、「博多」駅筑紫口前の新たなランドマークとなるビルが建設される。外観コンセプトは「緑と水と光のビル」とし、壁面や最上階に水が流れ落ちる滝や緑を配置し、「見える滝」・「見える緑」を演出する。夜間も建物全体のライトアップが実施され、賑わいを演出するなど、海外からも注目されるビルを目指す。
建物規模は地上13階地下2階、敷地面積約2260㎡、延床面積約2万3070㎡。地下1階から地上2階にかけては商業施設。地上3階から13階にかけてはホテルという施設構成となっている。