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森トラストが新イノベーション投資戦略 総額200億円の投資枠を設定
2017.10.23 12:32
森トラスト(東京都港区)は19日、オープンイノベーションを推進すべく、スタートアップ企業への出資やM&Aの予算として総額200億円の投資枠を設定。不動産に関連する「Re―Tech(リ・テック)」および観光やホテルに関連する「Hospi―Tech(ホスピ・テック)」を重点投資先とする、新イノベーション投資戦略を推進すると発表した。
2016年6月に発表した中長期ビジョン「Advance2027」において、新規投資事業やイノベーションの創出を積極的に推進する方針を掲げていたが、その第一弾として、今年10月30日に協業や成長支援、新規事業創出を目的としたスタートアップ企業のコミュニティスペース「dock―Toranomon」を開業。加えてイノベーションの促進強化のため、直接投資を行うCVC活動のほかM&Aやベンチャー・キャピタルへの出資を推進していく。
デベロッパーのベンチャー企業への投資戦略としては三井不動産(東京都中央区)や三菱地所(東京都千代田区)、東急電鉄(東京都渋谷区)等が実施しており、自社サービスの向上に生かす。