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三井不動産　IT技術で顧客サービス強化

2017.10.23 12:21

マネーフォワード専用アプリで資産管理
　ＩＴ技術を活用して顧客満足度向上を目指す不動産会社が増えている。「不動産テック」と呼ばれる技術革新によって、多種多様なサービスが登場している。

　三井不動産（東京都中央区）とマネーフォワード（東京都港区）は１６日、三井不動産グループの会員サービス「三井のすまいＬＯＯＰ」の会員向けの資産管理・家計管理サービスアプリ「マネーフォワード　ｆｏｒ　三井のすまいＬＯＯＰ」を共同で開発し、ｉＯＳ版とＡｎｄｒｏｉｄ版、ウェブ版の提供・運営を開始した。
　マネーフォワードが提供する資産・家計管理アプリをベースに開発し、預貯金や所有不動産などの資産管理や家計簿といった日々のお金のマネジメントに加え、三井不動産グループ独自の資産査定サービスや「三井のすまいＬＯＯＰ」の提供するくらしに役立つサービスが一体で利用できる大変便利なライフサポートアプリだ。住宅購入、転勤・引越し、子供の進学等、ライフイベントごとに変化する住まいや暮らし方に対して、住宅ローンやマンションの管理費、家賃や生活費といった家計もしっかり管理し、より安心・快適なくらしをサポートするのが狙い。また、自宅の価格査定といった所有資産の価値を認識することで、住み替えやリフォームなどを検討するきっかけにも繋がるという。
　アプリのダウンロードは無料。更に多様な機能が使用できるプレミアムサービスは月額４８０円（ｉＯＳ版）・５００円（Ａｎｄｒｏｉｄ版）。アプリから「三井のすまいＬＯＯＰ」への会員登録も可能だ。