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野村不動産 青梅に大規模物流施設開発続々
2017.10.30 11:21
東芝工場跡地にワンフロア6000坪規模
野村不動産(東京都新宿区)は24日、東京都青梅市で大規模高機能型物流施設「(仮称)Landport青梅I」の着工を発表した。
旧東芝青梅工場跡地の約11万9965㎡を3分割し開発するプロジェクトの第1号である「(仮称)Landport青梅I」は、物流の最適化・効率化を追求した施設設計のLandportシリーズの14棟目。日野自動車(東京都日野市)が一棟借りの上、専用の部品センターとして活用する予定である。
同物件は1フロア約6000坪を確保した3階建ての大規模高機能型物流施設。2階へのスロープを設け、1階・2階で同時に10t車が72台接車可能で効率性の高い輸配送業務に対応できる。また、梁下有効高6・5mを確保し容積率を余らせることでメザニン床の設置を可能としており、季節要因等による荷物の増加や将来的な拡張にも対応可能。
更に環境負荷の低減とランニングコスト削減のため、倉庫内を含めた全館LED照明を採用するほか、太陽光発電システムを導入する予定もあり、環境に配慮した省エネ対応の施設となっている。