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東急不動産 ベンチャー支援に50億円 スタートアップ連携を強化

2017.11.06 17:43

 都心におけるエリア間競争が激しさを増す中、渋谷はスタートアップにとっての「聖地」となるべく進化しようとしている。海外のアクセラレーターが参画することで、プロジェクトは国際的な広がりを見せる予定だ。

 東急不動産ホールディングス(東京都港区)と東急不動産(東京都港区)は、外部の専門機関協力のもと2つのプログラムを創設した。この2つのプログラムの投資規模は合計50億円となっており、両社は2つのプログラムを通じて「事業領域拡大と競争力強化」、「生産性向上と業務効率化」、「広域渋谷圏を中心とした街の価値向上」を目指す。その中で東急不動産は渋谷でのスタートアップ共創の本格展開として、「SHIBUYAスタートアップ100」プロジェクトを始動。プロジェクトの第一弾として渋谷におけるイノベーション創出の更なる活性化を図るため、米国に本社を置くアクセラレーター・Plug and Play社と協業し、アクセラレーションプログラムを実施するインキュベーション施設「Plug and Play Shibuya powerd by 東急不動産」を今月1日に開設した。




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