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JR九州「熊本駅ビル」開発 高級ホテル主軸の複合施設

2017.11.13 12:15

 九州旅客鉄道(福岡市博多区)は8日、「熊本駅ビル」の開発概要を発表した。建物規模は地上12階地下1階。延床面積10万7000㎡。商業店舗面積3万7000㎡。ホテル、結婚式場、商業、シネコン等で構成される。「水と緑の立体庭園」を設ける他、JR九州グループのプレミアム宿泊主体型ホテル「Blossom(ブラッサム)」をベースにした、「熊本」駅直結の高品質ホテルを開設予定。
 「熊本」駅周辺地域では2018年春に豊肥本線・鹿児島本線下り線の鉄道高架化が完了する。2019年春に「熊本駅ビル」工事に着工、2021年春に開業予定だ。また、同計画とあわせて駅周辺の開発敷地約7万㎡を活用し、2つの立体駐車場の整備も行われ、駐車場3カ所で2100台収容可能になる。




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