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イー・ステート・オンライン　AI活用の住宅販売ツール

2017.11.13 12:06

　イー・ステート・オンライン（東京都千代田区）は、北海道大学大学院情報科学研究科・調和系工学研究室、ＡＩ　ＴＩＫＹＯ　ＬＡＢ（東京都千代田区）と共同で、ＡＩを活用した住宅販売マーケティングツール「ＡＩ　Ｍａｒｋｅｔｅｒ　ｆｏｒ　Ｒｅａｌ　Ｅｓｔａｔｅ　Ｓａｌｅｓ」の開発に着手したと発表した。
　ＡＩ　Ｍａｒｋｅｔｅｒ　ｆｏｒ　Ｒｅａｌ　Ｅｓｔａｔｅ　Ｓａｌｅｓは、イー・ステート・オンラインが東京建物（東京都中央区）グループのインターネット事業を担うなかで蓄積してきた顧客データや物件データにＡＩを介入させ、顧客ごとの興味・関心を分析。適切なアプローチを自動で行うもの。興味度の高い顧客を抽出して各営業チャネルと連携することで、最適なコンテンツを最適なタイミングで提供できるという。
　将来的には人口統計データや景気変動データ、顧客のウェブ広告への接触履歴なども取り入れることでさらに多角的な分析を行い、機能を強化していく予定。
　イー・ステート・オンラインは同ツールの導入を東京建物をはじめとする取引先各社へ提案し、東京建物のマンションブランド「ブリリア」の販売促進や住宅販売における業務効率化に寄与することを目指すとしている。