週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

相鉄ホテルマネジメント 先月10日にオープン「相鉄フレッサイン上野御徒町」

2017.12.04 11:13

スマートフォンやタブレットを利用し利便性向上
 相鉄グループが展開する宿泊特化型ホテルブランドのシリーズ「相鉄フレッサイン上野広小路」が、先月10日にオープンした。
 「相鉄フレッサイン上野御徒町」は、最寄りの東京メトロ銀座線「上野広小路」駅をはじめ、徒歩10分圏内にある6線8駅からのアクセスが可能な好立地に建ち、かつ同エリア近くのアメヤ横丁の問屋街やオフィス街、博物館・美術館なども堪能できるビジネス・レジャー双方の充実地に立地している点も魅力である。また従来までと同等の高付加価値サービスに加え各アメニティや利便性を高めた設備などが利用できる点も特長。今回は特にスマートフォンを利用して、ストレスなくチェックインや入退室が可能になった。
 例えばホテルのチェックイン。事前にスマートフォンのアプリを利用して予約しておけば、当日は時間が掛かる手続きを踏まなくともロビーに設置された機器を使用して直ぐにチェックインできる。これはチェックアウトも同様で、クレジット・現金での精算が機器を使用し完結できる。またスマートフォンを使用した各部屋のドア開錠もできるため、宿泊における入室がスムーズになった。
 同ホテル支配人の小室靖徳氏は「全室にタブレットを設置し、朝食会場やドラム式洗濯機使用の空き状況の確認ができます。混雑の緩和にもなり、お客さまの快適性向上にも繋がりました。また周辺の観光情報の閲覧や確認、タクシーの手配もできます。このようなサービスを充実させたことも影響し、お客さまの満足度も高いです」と語った。12月上旬には「相鉄フレッサイン銀座三丁目」と「相鉄フレッサイン東京錦糸町」の2つがオープン予定。更に来年は大阪でもオープンを予定するホテルもあり、今後も継続してホテル事業の拡張に務める姿勢だ。




週刊不動産経営編集部  YouTube