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インヴァランス 子会社2社設立 IoT・AI関連事業を強化
2017.12.04 11:09
インヴァランス(東京都渋谷区)は先月28日、子会社「ACCEL LAB」、「スペロボ」を設立、事業を開始した。
インヴァランスは2004年5月の創業時からこれまで、計99棟の自社ブランドマンションを提供。これに加え、昨年12月より同社で開発したIoT「alyssa.(アリッサ)」を搭載したスマートホームを568戸提供している。さらに今年10月より新たな戦略として本格的にIoT事業に参入することを発表、その第一弾としてスマートホームAI「CASPAR(キャスパー)」の開発、提供を行う米国のベンチャー企業、Brain of Things社に投資。自社ブランドマンションである「LUXUDEAR高輪」の一部をIoT・AI搭載マンションとしてPoCを実施している。
鍵や家電などのさまざまなものがIoT化し、AIスピーカーなどの出現により住空間のあらゆるものがIoT・AIで動かせる時代になってきている。同社は近い将来、住空間そのものがIoT化やAI化される時代が訪れると考えている。
今後、新規設立した2社を通して、自社開発のIoT、投資を行ったスマートホームAIを活用した事業の強化や新たなIoT/AI関連サービス、事業の開発、提供を行っていく。