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野村不動産アーバンネット　売物件の家具配置イメージVRで

2017.12.11 17:26

　野村不動産アーバンネット（東京都新宿区）が運営する不動産サイト「ノムコム」に、空室に家具などを配置した状態をＶＲで確認できる「ＶＲホームステージング」を導入した。
　ホームステージングとは空室に家具や設備を配置し、生活をイメージできるようにする手法。ＶＲホームステージングはナーブ（東京都千代田区）が提供する、ＶＲで空室の内見ができるシステム「ＶＲ内見」に、リビングスタイル（東京都新宿区）が保有する１００万店以上の家具データベースを組み込んだ。３６０度カメラで撮影した室内の画像にＣＧの家具を配置し、実際に生活する際のイメージを確認できる。
　まずは「野村の仲介＋（プラス）」が媒介契約を締結した首都圏エリアの一部物件を対象に、リビングと主寝室に仮想の家具を配置してノムコムに掲載。物件購入検討者は、パソコンやタブレット端末などの画面を通して家具の配置された室内を確認できる。売り主にはＶＲホームステージング導入にともなう負担はない。
　野村不動産アーバンネットでは、今後利用状況や利用者満足度などの検証を行い対象物件を拡大するとともに、機能や操作性の改善に取り組んでいくとしている。