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パナソニック エコソリューションズ社 「微動検知形」照明器具を21日に発売へ

2017.12.18 16:46

 パナソニック エコソリューションズ社(大阪府門真市)はこのほど、照明器具・換気扇用自動スイッチに、着席作業時の小さな動きも検知し、照明の点灯を継続できる「微動検知形」を12月21日に発売すると発表した。
 同製品は特長として、着席作業時の「微動」が検知できる最新のセンサデバイス・制御技術を搭載。これは会議室や打ち合わせコーナーなど、着席時間が長く比較的人の動きが小さな場所でも照明の点灯を継続可能になるもので、パソコン操作や机上の動きでも検知するというもの。センサデバイス・レンズの新規開発による超高密度の感度帯を実現するとともに、人以外の熱源で誤動作を起こしにくいよう信号処理を搭載した。
 また、同社従来品と同じ配線・取付方式で中小規模のビルに簡単に導入可能ということも挙げられる。業界で長期間にわたって好評を博している同社の従来製品と同等の施工・取付方式にすることで取扱いやすくしたということだ。具体的には4分の3線式、親器1台に対し、最大6台の子器が接続でき広い会議室にも対応可能で、同時発売の露出取付カバーでリニューアル対応もできる。
 さらに、高容量8Aタイプ、ボルトフリー(100~242V対応)で選定ミス防止・省施工ができる。定格容量が8Aのため、多数の照明器具や換気扇の制御が可能。また、ボルトフリー(電源電圧100~242V対応のため、後で現場の電圧が変わっても対応可で安心して使用を継続できる。
 親器はいずれも希望小売価格は2万8000円(以下税抜)、子器が1万9800円。




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