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アトレ 駅ビルを体験型サイクリングリゾートに
2017.12.25 10:18
「ベルチ土浦」をコンバージョン
「モノ消費」から「コト消費」に変化している。一時期は「爆買い」ブームもあり、消費を補うかと思われた外国人観光客も次第に体験を中心とした「コト消費」に軸足を移している。そのなかで新たな試みが駅ビル商業施設でも始まる。
アトレ(東京都渋谷区)は22日、JR「土浦」駅の駅ビル「ベルチ土浦」をコンバージョンし、日本最大級の体験型サイクリングリゾート「PLAYatre」にすることを発表した。
全長180kmのサイクリングコース「つくば霞ヶ浦りんりんロード」のスタート地点にシャワーやコインロッカー、サイクルショップ、サイクルカフェなど、サイクリングを楽しむためのベースキャンプが来春第1弾として地下1階、1階にオープンする、2019年秋以降のグランドオープンに向け、今後サイクリングホテルやレストラン、茨城の人気ショップを集めたフードマーケットなどをオープンさせる。
「PLAYatre」は既存の「アトレ」、「アトレヴィ」とは全く異なる、新しいコンセプトのもと開発された新ブランド。「従来型のショッピングを主とした駅ビルからの脱却」をテーマに単にモノを売ることに留まらない、「コト発信」、「体験の提供」に軸を置いた、新たな駅ビル像「コト消費型エキビルモデル」を指向する。