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一条工務店 静岡県内最高層マンション誕生へ

2018.01.15 12:26

「浜松」駅前 旭・板屋A-2地区開発着工 商業施設・オフィスも併設
 一条工務店(東京都江東区)は8日、「浜松」駅北口で開発を進める商業・業務複合型の「タワーマンションプロジェクト」を含む「旭・板屋A-2地区第一種市街地再開発事業」の起工式が同日に行われ、2018年夏頃のモデルルーム公開、2020年の竣工に向けてプロジェクトをスタートしたと発表した。
 「浜松」駅北口に位置する旭・板屋街区は1980年の再開発推進協議会の設立以来、B地区・C地区の整備が完了したものの、A地区の整備は長期にわたり停滞していたが、2016年10月に再開発組合の設立が認可。今般工事着工となった。同社は、住宅保留床を取得する組合員として事業の推進に関わっている。
 同事業では分譲マンションとしては静岡県内最高層(2017年12月末現在・同社調べ)の高さとなる地上約118m(30階建)の商業・業務複合型のタワーマンションを計画している。1~2階は同駅北口の利便性を向上させる商業・業務フロアを計画。3階以上が住宅フロアとなり、3~4階はライブラリー、パーティールーム、キッズルーム、スタディーコーナー、デッキテラス、トランクルーム等の住宅共用スペース。5階から30階は分譲マンション246戸(非分譲住戸を含む)となるほか、スカイラウンジ、ゲストルームなどの共用スペースも整備する予定だ。
 同社では「これまでに培った住まいづくりのノウハウ等を活かし、『浜松』駅北の玄関口に相応しいまちづくりに寄与していく」としている。




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