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スイッチエンターテイメント 民泊立ち上げ、撤収代行サービス サッポロで開始

2018.01.15 12:03

 スイッチエンターテイメント(東京都新宿区)は9日、同社が運営する民泊物件向けの部屋退去サービス「撤退太郎」と民泊物件向けの部屋立ち上げサービス「立上花子」の北海道・札幌エリアでのサービス展開を、北海道民泊観光協会(札幌市中央区)と連携して、同日よりサービスを開始すると発表した。
 「撤退太郎」は民泊施設として使用していた物件(部屋)が民泊営業を終了する際、室内の不要品を撤去して1日で空室に戻すサービス。遠方の民泊施設の営業終了時や急な営業終了の際などを想定している。
 一方の「立上花子」は民泊施設開業に必要な家具や家電、調理器具、リネンといった備品をセットで用意するサービス。パック化したことで準備にかかる費用と時間を抑えた。
 同サービスは現在、関東、関西と福岡で展開しているが、利用者からの需要を受けて札幌エリアにもサービスを拡大する事を決定したもの。札幌エリアでは札幌・石狩・小樽・北広島・恵庭・江別・千歳の各市でサービス対応可能となった。
 同社は「ホストや代行業者にとって負担が大きい民泊物件の撤退・立ち上げをサポートするとともに、地域の生活困窮者や障がい者に業務を発注し、雇用へつなげる」としている。




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