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リーウェイズ AIで不動産投資の収支を予測 個人投資家向けサービス開始
2018.01.22 10:30
リーウェイズ(東京都渋谷区)、AIを活用した不動産投資の収支予測などを行うインターネットサービス「Gate. Investment Planner」を、個人投資家向けに発表した。
同社の「Gate.」シリーズは、不動産投資では国内初となる人工知能(AI)を活用して、収益不動産の賃料下落や想定空室率などの予測を行い、将来収益を分析できるインターネットサービス。また同社では5000万件を超える物件データを独自に収集し、そのビッグデータを活用して不動産投資の分析シミュレーションを行う人工知能『Opus(オーパス)』を開発しており、その技術は「Gate.」の投資分析に活用されている。これまで不動産事業者や金融機関が不動産の投資パフォーマンスを査定・分析する際に利用してきた「Gate.」を個人投資家向けにカスタマイズした「Gate. Investment Planner」個人版は、1物件1000円からの価格にて利用可能となっている。同サービスは不動産事業者や金融機関から好評を得ている機能をそのままに、データに基づくリアリティのある投資プランを投資家が自由に作成することができる。このため「査定はしたいが営業されたくない」、「多くのデータを基に判断したい」、「提示された人間による査定結果に疑問がある」などの悩みの解決に貢献するとしている。
また、「Gate.」の最大の特徴である「AIによる高精度な将来収益分析」を提供することにより、これまで個人投資家がアクセスしにくかった物件の収益価値、将来の賃料低下、それによって起きる物件価値の低下といった情報を入手することが可能である。投資のパフォーマンス分析では、空室率や将来に渡る賃料下落率が自動的に算出され、対象物件の将来収益や安全性分析、複雑な税金計算についてのシミュレーション、及びレポートとしての印刷までボタン一つで実行できる。