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三浦工業 省エネボイラを4月より展開へ

2018.01.22 10:29

油焚きボイラとしては業界最高の効率97%を達成
 三浦工業(愛媛県松山市)は、省エネルギーを追求し油焚きボイラでは業界最高レベルであるボイラ効率97%を達成した「油焚き小型貫流蒸気ボイラSI―1500AS」(相当蒸発量1500kg/h)をラインアップ。2018年4月より販売を開始する。 近年、省エネルギー化に対する要求はますます高まっており、産業用熱源として広く普及している蒸気ボイラにおいても更なる進化が求められている。
 そうした中、同社は昨年7月に発売した「SI―2000AS」に引き続き、今回販売する「SI―1500AS」はこれらの課題に資する油焚き小型貫流ボイラとして、従来の「SIシリーズ」の特長を維持しながら運転効率の向上・省電力化・蒸気圧力安定性・負荷追従性を更に向上させている。
 新商品は高性能のエコノマイザ(節炭器)を採用。排ガスからの熱回収量を向上させることで、油焚きボイラとしては最高レベルであるボイラ効率97%を実現。また従来の3位置制御(待機、低燃焼、高燃焼)に制御位置を追加し多位置制御(待機、低燃焼、中燃焼、高燃焼)を実現した。




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