週刊ビル経営・今週の注目記事
毎週月曜日更新
ふくおかFG 八重洲に次いで2カ所 目福岡・中州エリアにイノベーション拠点
2018.01.29 13:37
大手地銀・福岡銀行や親和銀行を傘下に持つふくおかフィナンシャルグループ(福岡市中央区)は、ふくおかフィナンシャルグループ設立10周年の記念事業として昨年4月に東京・八重洲に開設したオープンイノベーション共創拠点「DIAGONAL RUN TOKYO(ダイアゴナル ラン トウキョウ)」のコンセプトを踏襲した第2の拠点として、本年3月に福岡市内(福岡市中央区西中洲6―27、「親和銀行福岡ビル」5階)に「DIAGONAL RUN FUKUOKA(ダイアゴナル ラン フクオカ)、以下『DRF』」を開設する。
同施設では、全国各地(地域)の人や企業(技術)、アイデア、情報をつなぎ合わせて新しい価値を共創するためのコワーキングスペースとして、イノベーションの共創に必要な様々な機能(ハード面・ソフト面)を提供することで、そこから生まれる既存の枠組みを超えた「仕組み(エコシステム)」によるビジネス機会の創出をサポートしている。
今般開設するDRFは、日本で最もベンチャー支援に力を入れている注目都市の一つである福岡市を拠点に、九州各県から福岡での起業・進出を目指す方々はもとより、全国各地(東京を含む)から九州への事業展開を目指す企業の前線基地としても活用することができるもの。
東京・八重洲にある施設との連携(相互利用可)の他、国内外の複数のワークスペースとの互換プログラム、オフィシャルパートナーのネットワークなどを通してオープンイノベーションの更なる加速化を推進する。なお、DRFでは3月下旬のグランドオープンに向けて、今月19日より専用サイトを公開している。