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キヤノン ネットワークカメラの新モデルを発売
2018.02.12 10:19
低照度環境でも映像の撮影が可能
キヤノン(東京都大田区)は2月中旬、夜間や暗所でのモニタリングに適した超高感度ネットワークカメラの新製品「E20F―SHN」を発売する。
同製品は、2015年12月発売の超高感度多目的カメラ「ME20F―SH」の基本性能を継承したネットワークカメラ。超高感度性能により、今までのネットワークカメラでは難しかった低照度環境下での映像撮影が可能となり、夜間の重要施設などのモニタリングで威力を発揮する。また、異常事態を自動で検知する「インテリジェント機能」を標準搭載している。
画素部および読み出し回路に独自技術を搭載した35mmフルサイズ約226万画素CMOSセンサーにより、最低被写体照度0・0005ルクスの超高感度と低ノイズを両立し、星明かりなどの非常に僅かな光でもカラー撮影ができる。用途や撮影シーンに応じて、効果的な画角や明るさのレンズを選択できるため、幅広いモニタリングが可能だ。
文字や人物が視認しやすいセキュリティ用途に適した画質モード「クリスプイメージ」を搭載。露出、シャープネス処理により明るく鮮明な画質を実現し、暗所においてはノイズ低減によりデータサイズを抑制している。また、立ち入り禁止エリアへの侵入やカメラへのいたずらなど、異常事態を自動で検知する6種類の「インテリジェント機能」を標準搭載し、警報器の発報や警告灯の点灯など外部機器と連携可能だ。さらに、録画サーバーを用いずにカメラ本体に装着した別売のmicroSDメモリーカードに映像の記録ができる。
価格は税別で360万円となっている。