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三菱電機インフォメーションネットワーク

2018.02.19 16:46

高温・埃に対応したサーバーを発売
 三菱電機インフォメーションネットワーク(東京都港区)は、5月にネットワークカメラ用録画・配信サーバー「ネカ録5」の新モデル「NS-850」を発売する。
 同製品はSSDを搭載し、幅150mm×奥行150mm×高さ66mm(横置き時)というコンパクトサイズを実現。僅かなスペースでも設置可能になり、音も静かなため、置き場所を選ばない。サイズはコンパクトでも、様々なメーカーのカメラを接続できる「ネカ録5」の高機能を継承し、高画質なカメラ映像を最大16台まで録画可能だ。
 また、HDDとファンがないため、従来モデルと比べて動作可能な環境条件を大幅に緩和。高温や低温および振動や塵埃の発生する厳しい環境にも対応可能となっている。定期的な部品交換が不要なため、保守費を軽減できる。SSDの交換時期は、本体のLED点灯やPCへの通知で確認可能となっている。
 同製品に直接モニターとマウス・キーボードを接続して、ライブ映像表示や録画映像の再生が可能。設定を含めてPCレスで使用できる。さらにPCと接続すれば、「ネカ録5」の全機能を利用可能だ。例えば、複数拠点のカメラ映像を同時に表示させたり、地図やカメラ配置図を使って直感的に拠点やカメラを選択できるというもの。
 ビルであれば、狭スペースで高温になる設備機器収容BOX内に、駐車場であれば狭スペースで高温・塵埃が発生する駐車場出入口のBOX内に置くことを想定している。最大録画日数は960GBであれば27日分、480GBなら13日分、240GBであれば6日分を収録できる。接続カメラ数は最大で16台、三菱電機、AXIS、キヤノン、TOA、ソニー、パナソニック、ボッシュの各メーカーであれば接続可能。




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