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楽天LIFULL STAYとクラウドリアルティが業務提携
2018.02.26 15:00
京町屋の再生でクラウドファンディングを活用
楽天グループの民泊事業会社である楽天LIFULL STAY(東京都千代田区)と、不動産クラウドファンディングのプラットフォーム運営を手掛けるクラウドリアルティ(東京都千代田区)は、クラウドファンディングを活用した宿泊施設の開発及び供給に関する業務提携に合意した。
今回の提携は、主に楽天LIFULL STAYが提供する民泊・簡易宿所向けのブランディング及び運用代行サービスである「Rakuten STAY」の宿泊施設開発を目的としている。クラウドリアルティが自社で提供するP2P型の不動産クラウドファンディングサービス「クラウドリアルティ」を活用し、物件の取得やリノベーションにかかる資金を調達。楽天LIFULL STAYが物件の選定、設計・施工会社へのデザイン監修、施設の運用代行を行う予定である。日本全国の物件が対象となり、取得した各物件のタイプに応じて「Rakuten STAY」のサブブランドを冠した宿泊施設を展開する。
クラウドリアルティは今回の業務提携に基づき、不動産クラウドファンディングを活用した宿泊施設開発として、京都市内に所在する町屋を対象とした京町屋再生プロジェクトへの出資の募集を2018年3月中に開始する予定である。同案件は両社による連携第一弾となり、対象物件取得後は「Rakuten STAY」のブランドのもと楽天LIFULL STAYが宿泊施設の運用代行を行う。