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東邦レオとアッシュ・ペー・フランスが開始

2018.02.26 14:41

「エシカル」取り入れた空間演出事業
 東邦レオ(大阪市中央区)とファッション・カルチャーの領域で様々な事業を手掛けるアッシュ・ペー・フランス(東京都港区)は3月から共同で、「エシカル」を軸とした空間演出事業を創出するためのプロジェクト「ETHICAL MEETS ENGAWA(以下EME)」を開始する。
 エシカルとは英語で、倫理や道徳などと訳される。最近では社会貢献や環境保全という意味合いで使われることが多くなっており、何らかのかたちで社会貢献につながる取り組みを指すようになっている。
 EMEでは、小売店、商業施設、不動産開発事業者を対象に、エシカル要素を取り入れたイベントや祭事、また店舗・共用部改装におけるクリエイティブ提案、ブランドセレクションなど、企画から施工・運営を2社が一括してプロデュースする。
 東邦レオでは「AIやIoT技術により社会が大きく変革するなか、多様な人々の柔軟な働き方や暮らし方によって、都市のあらゆるフィールドで『シェア』という新しい価値観によるスペースの有効活用や、コミュニケーション拠点としてのパブリック空間の存在がますます重要になります。持続可能な開発目標の概念のもとEMEの取り組みを通じて、人と人が自然と集う『豊かな時間』の提供と新たな消費の創出に貢献します」としている。




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