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産経新聞社 新聞専売所跡地に女性専用ホステル開業
2018.03.05 13:24
産経新聞社(東京都千代田区)は、同社の旧専売所跡地に建設した女性専用ホステル「アーバンホステル神保町」が2月15日にオープンしたことを発表した。施設の運営はタイレル(東京都府中市)が行う。
ホステルとは一般的に、宿泊客同士の交流スペースが設けられた比較的割安の宿泊施設を指す。産経新聞社は「新たな情報交流・発信の場を作る」という社会的役割を意識しながら、2020年東京五輪・パラリンピックを視野に入れ、近年増加する訪日外国人旅行者をターゲットに、ホステル建設を進めたと見られる。
1991~2014年まで「神保町専売所」が置かれていた跡地の有効活用を模索するもの。「女性専用」とすることで、他のホステルなどと差別化を図る。
施設は7階建て、延床面積282㎡。2~5階が客室フロアとなっており、1フロアにカーテンと壁で仕切られた2段ベッドを6台設置して計48人が宿泊可能となっている。6階にシャワールームとコインランドリーを設置。7階は赤が基調の共用キッチン、利用者が交流できる共有スペースを置いた。館内スタッフは女性のみで、英語や中国語、フランス語などの対応が可能なスタッフを配置している。玄関と客室フロアはカードキーで管理しており、客室フロア内にセーフティーボックスを設置し、安全性を確保した。また全フロアで無料のWi-Fi接続も可能。