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JR東日本が現地新会社設立 台湾に日本鉄道の魅力発信拠点設置へ
2018.03.12 12:19
東日本旅客鉄道(東京都渋谷区)は4月から、同社グループがもつ日本国内での実績・経験を生かして、海外においても生活サービス事業を推進していくため、台湾に全額出資の新会社を設立する。
新会社は訪日旅行者向けのインバウンド拠点を開設し、日本各地の魅力を発信していくのはもちろんのこと、同社グループが保有する駅および駅周辺開発のノウハウを活用し、エキナカや駅弁、ホテル等の開発を推進して事業拡大を目指していく。
新会社は2018年度中に「JAPAN RAIL CAFE台湾店(仮称)」を出店する。
同社グループでは2016年12月にシンガポールの中心ビジネス地区にインバウンドの拠点「JAPAN RAIL CAFE」を開業し、日本各地域の情報発信や各種イベントを通じた現地の方々との交流を図っており、台湾でも同様の展開を行っていくとみられる。