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綜合警備保障 持ち運びも簡単な金属探知機販売開始

2018.03.12 11:54

 綜合警備保障(東京都港区)は、3月2日に従来の据置式に比べ多様な警備ニーズに対応可能な「組立式金属探知機」の販売を開始した。
 イベント開催時に傷害や殺害を計画した事件が発生するなど、国外のテロのみならず、国内においてもソフトターゲットに対する犯行が増加、体感治安は悪化傾向にあるといわれている。そうした中、不特定多数が出入りするイベント会場や大規模施設などでは警備体制の見直しが課題とされており、特に、警備検査機材の需要の増加が見込まれている。綜合警備保障では従来の据え置き型に比べて多様な警備ニーズに対応可能な「組立式金属探知機」の取り扱いを開始した。
 同製品は本体重量が35キログラム。組み立て式で軽量なため、一人で運搬できるうえ、分解すれば一般車両での輸送が可能。また、二人で作業を行い、5分程度で組み立て・解体ができる。急な警備検査レイアウトの変更にもすぐに対応できる。ベース部分にバッテリーを搭載しており、稼働時間は約20時間。電源確保が難しい場所でも運用することが可能。




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