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インテリックス アセットシェアリング第4弾に北千住ホテル
2018.03.19 11:13
中古マンション再生流通事業を手がけるインテリックス(東京都渋谷区)は不動産特定共同事業法に基づく不動産小口化商品「アセットシェアリング」として3月16日より「アセットシェアリング北千住駅前 第二期」の募集を開始した。物件は、16日に開業した「アーバイン東京・上野 北千住」。募集期間は5月25日までで、985口/9・85億円を募集する。開業に先立ち12日。メディア向けに商品説明会および物件見学会を開催した。
「アセットシェアリング」を担当するソリューション事業部長の俊成誠治氏は北千住エリアについて「近年進んでいる大学誘致やつくば、霞が関、秋葉原にもアクセスしやすく産官学の結節拠点として機能していくことが予想されます。また浅草や押上、上野、秋葉原など都内の観光エリアにもアクセスしやすく、訪日観光客を中心とした観光需要も見込める、非常に有望なエリアであると考えています」と説明。実際、有数のターミナル駅としても浮上している。
見込み通り需要は高そうだ。オペレーションを行うユキ・コーポレーション(東京都大田区)代表取締役の中本晴邦氏によると「事前予約の段階で、先の日にちまでご予約を頂いている」とのこと。
今回、「アセットシェアリング」第4弾として初のホテルとなったが、俊成氏は「足もとの需要は強く、当社としても積極的に動きたい」としている。