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スペースマーケットが民泊サービスの登録開始
2018.03.19 10:57
時間貸しユーザーを地方に誘致し地域活性化にも貢献
スペースマーケット(東京都新宿区)は、6月15日の住宅宿泊事業法施行に合わせて本格スタートする宿泊スペースマッチングサービス「スペースマーケットSTAY」の民泊施設登録受付を、3月15日に開始した。
民泊マッチングのみにとどまらず、全国の地域パートナーと連携して、民泊を含む宿泊施設を運営するホストをサポートする。第一弾として、福井県鯖江市、岩手県一関市、新潟県十日町市との連携を開始した。今後は日本全国の地域パートナーと連携し、地域の資源や魅力を活かしたスペース活用を推進する。
スペースマーケットは「スペースマーケットSTAY」の本格展開によって、これまでの時間貸しに加え宿泊も提供できることになり、「働く・遊ぶ・泊まる」の全てに関わる暮らしのインフラとして、時代にあった新しい働き方や暮らし方も提案する。
同社では民泊を地方創生を実現するひとつの糸口となると考える。時間貸しのメインユーザーである首都圏・中京圏・近畿圏の三大都市圏で利用していた法人ユーザーや学生を全国の地域に導き、時間貸しスペースによる会議・研修・パーティ等と組み合わせて宿泊スペースを提供することで、団体研修やワーケーションなど新しい働き方・暮らし方を推進するとともに、地域を継続的に支える関係人口を構築していくとしている。