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東京急行電鉄 「祐天寺」駅の新駅ビル2018年秋開業

2018.03.26 17:58

職住近接のライフスタイルに対応
 東京急行電鉄(東京都渋谷区)は、東急東横線「祐天寺」駅において「(仮称)祐天寺駅ビル計画(以下、本計画)」を進めており、2018年秋に新たな駅ビルを開業する。同計画は駅ビルの建替えと、街の東西をつなぐ自由通路や高架下店舗の整備を行い、新築する6階建てのビル内は、商業店舗、保育園、スモールオフィスで構成する。
 「祐天寺」駅は、「渋谷」駅から各駅停車で3駅。乗車時間約7分と交通利便性が高い立地でありながら、周辺には魅力的な商店街や公園、学校が点在し、個性的な物販店や飲食店が増え、こだわりのライフスタイルが実現できる住宅地として人気を集めるエリアとなっている。また、この10年ほどはこのエリアでSOHOも増えつつあり、「住」だけでなく「職」も兼ね備えた街として、少しずつ変化が生まれている。一方で、近年目黒区は待機児童数が増加しており、子育て環境が課題となっている。
 同計画では、駅直結の保育園、スモールオフィスを設けることで、子育てしながら働くという職住近接のライフスタイルの可能性を広げるとともに、時代に対応した新たな街の魅力を創り出すとしている。




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