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JR東日本都市開発 さいたま市で新たな高架下活用
2018.03.26 17:48
国内初のショールーム型多目的スペースオープン
ジェイアール東日本都市開発(東京都渋谷区)は23日、さいたま市南区のJR埼京線「北戸田」駅~「武蔵浦和」駅間の高架下にショールーム型コミュニティスペース「STUDIO make over 武蔵浦和 IN MY HOME」を開業した。運営はアナザウェイ(東京都港区)が行う。
同施設は高架下の元倉庫を改装し、カフェ、キッチン付きレンタルスペース、習い事などに使える多目的ルーム、リフォームの相談コーナー、子供用大型遊具コーナーからなるコミュニティスペースとして生まれ変わらせたもの。ネット通販のショールームとしての機能も持ち、次世代型ショッピングの店舗という役割も果たす。「モノではなくコトでつながる次世代のコミュニティプレイス」として、様々な世代が楽しむことのできるコンテンツを複数展開していく予定。
建物は地域の人々が集い楽しみ、リラックスできる心地良い場所の提供を目指し、倉庫の良さをできる限り活かしながらリノべーションした。外観はモダンに、館内は動物のモニュメントや緑が溢れ、大人も楽しめる装飾を施したデザインとなっている。
JR東日本グループでは「生活サービス事業成長ビジョン」を掲げ、沿線開発をすすめている。今回の施設オープンは同ビジョンに基づく、駅と駅をつなぐ駅間事業の一環。
今回は一部ゾーンのみのオープンだが、今後複数の企業が参画を予定し、新たなサービスの提供が計画されている。
忙しい共働き家庭や主婦のくつろぎの場となるような、施設内で安心・安全な食事を提供する「塾食」の取り組みや、子供の送り迎えサービスなどを展開予定だ。
営業時間は10時から21時30分まで。無休。