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アダマンド並木精密宝石 電源・電池・配線不要の在車検知システム開発

2018.04.23 14:34

 アダマンド並木精密宝石(東京都足立区)は、13日に平面駐車場や自走式立体駐車場及び機械式立体駐車場の在車管理において、初期投資や維持管理を大幅に削減できる駐車場事業者及びITソリューションサービス事業者向け在車検知システムを開発したと発表した。同システムの実証実験を駐車場綜合研究所(東京都渋谷区)および大宮駐車場(さいたま市大宮区)協力の下、4月10日から開始している。
 同システムは、車両の入出庫を検知する「独自技術の電源・電池・配線レス車両検知装置」、車両検知装置とサーバーをつなぐ「IoTゲートウェイ」、クラウド上もしくはローカルネットワーク内のサーバーで利用可能な「管理ソフト」から構成されている。同システムにより、駐車場事業者及びITソリューションサービス事業者は、各駐車場の初期投資や維持管理を大幅に低減することができ、採算の合わない小規模な土地や観光地、イベント開催時の臨時駐車場の短期間での開設や撤去、駐車スペースが区切られていない空間など効果的な運用も可能となる。また、駐車スペース毎の正確なリアルタイム満空情報の提供や予約決算サービスなど収集データのインテリジェント分析による顧客満足向上や、到着・出発・駐車時間の把握など行動分析を活用した利用者に対するサービスの向上も期待されている。




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