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働き方改革進める武蔵コーポレーション 「SVF Cloud」で時短

2018.05.07 13:07

 資産運用会社である武蔵コーポレーション(埼玉県さいたま市)は働き方改革の推進のために今年3月に帳票クラウドサービス 「SVF Cloud」を導入した。同サービス導入により賃貸借契約の進捗管理、帳票出力の作業において作業負荷が軽減し、年間で全体の87%に当たる715時間分程度の削減を見込んでいる。
 同社では過去5年間で売り上げが3倍以上に拡大 し、それに伴い3年間で管理戸数が増加した。今年3月時点での管理戸数は11,600戸となっている。管理戸数の増加に伴い、入居者との賃貸借契約を代行する件数も増加し、今年8月期においては年間の賃貸契約の見込み件数は3300件あり、賃貸営業部の事務負担が増大し、業務の効率化、高度化が求められていた。
 賃貸借契約書類の作成にあたり、入居者が外国籍である場合や賃料保証契約に加入するか否か、入居にあたっての内見の有無などの条件に従い、出力する帳票の内容などが異なっていた。これまでは契約にあたり出力する帳票の選択を手作業で行っており、賃貸借契約1件につき15分程かかっていた。
 「SVF Cloud」の導入により、帳票出力のキーとなる条件を他の社内システムから自動的に参照して帳票を出力することが可能となった。結果、出力にかかる時間は2分まで短縮。年間でかなりの時間の作業が軽減される見込みである。また契約書類の準備において、入居者の属性や契約条件を目視により確認し手作業で出力する負担がなくなった。賃貸営業部門の生産性を向上させた他、誤った種類の帳票を出力するミスがなくなり、働き方改革と正確性の向上を共に実現した。




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