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三菱地所/ソフトバンク/富士通、ほか 業種を超越したデータ活用実験実施
2018.05.21 13:54
三菱地所(東京都千代田区)は、富士通(東京都港区)、ソフトバンク(東京都港区)と東京大学大学院工学系研究科 大澤研究室(東京都文京区)と共同で、14日から千代田区丸の内エリアにて、産学連携で業種を超えてデータを活用することで新しい街づくりを目指す実証実験を実施している。
同実証実験では、同社が保有するビルの設備稼働データや商業施設関連データなどとソフトバンクグループが保有する人の流れに関するデータなどを、ブロックチェーン技術を活用した富士通独自のデータ流通・利活用基盤を用いて流通させて共有する。その後、ソフトバンクのプラットフォームなどを活用してこれらのデータを組み合わせて分析を行い、分析にはソフトバンクを中心に各企業や組織の知見を活用し、業種を超えた新事業・サービス創出を目指す。
データの活用方法については、東大大澤研究室との産学連携によりデータから効率的に価値を生み出す手法も取り入れるとしている。
実証実験は12月31日まで実施する。