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JR東日本 「川崎」駅西口開発計画着工 エリア最大級のオフィス供給へ

2018.05.28 18:31

 東日本旅客鉄道(JR東日本・東京都渋谷区)は、5月18日に川崎市幸区の川崎駅前で「川崎駅西口開発計画」を着工したと発表した。
 同計画は敷地面積1万2400㎡、延床面積13万7000㎡で、オフィス2棟とホテル棟からなる。
 ホテル棟は地上16階建てで、客室数300室と約500㎡の商業施設で構成。「ホテルメトロポリタン川崎(仮称)」として、2020年春の開業を予定している。
 オフィス棟は地上29階建ての高層棟と地上5階建ての低層棟からなり、高層棟は基準階貸室面積約2500㎡、総貸室面積は約6万6000㎡、オフィス天井高は2800mm。川崎エリア最大級の大規模オフィスフロアを実現するほか、保育施設も整備される。低層棟は地上5階、2500㎡の商業施設と4000㎡のフィットネス施設が入居予定。
 BCP機能強化としては、非常用発電機や災害に強い中圧ガスによるガスコージェネレーションシステムにより、停電時には主要設備など3日以上の電力供給を可能としている。オフィス棟の完成はいずれも2021年春の予定。

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