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柏の葉キャンパス/三井不動産など 公・民・学連携によるIoT事業を推進「IoTビジネス共創ラボ」設立

2018.06.11 17:01

 三井不動産(東京都中央区)と柏市、ドローンワークス(千葉県柏市)、柏の葉アーバンデザインセンターなどをはじめとする9団体連合は5日、「柏の葉IoTビジネス共創ラボ」の設立を発表した。
 同ラボは、IoTの普及を目指す「IoTビジネス共創ラボ(事務局…日本マイクロソフト、幹事会社…東京エレクトロンデバイス)」の地域グループ。「柏の葉キャンパス」をはじめ、つくばエクスプレス沿線エリア一体に構築されたIoT実証フィールド環境を活用して、柏市を中心とした近隣地域へのIoTの普及や活用、IoT関連ビジネスの機会創出を行う。企業、地方自治体、教育機関など様々な参画企業・団体が活動していく。またコミュニティ醸成や最先端技術や情報の共有、IoTプロジェクトの事業化と実証の支援、まちの課題解決にもあたる。
 今回の計画で、三井不動産は「柏の葉キャンパス」での実証フィールドの提供を通じて、本活動を支援する部門を、同センターは「柏の葉キャンパス」における公・民・学連携のプラットフォームとして、参画企業・団体の活動に際して必要となる地域との連携をサポートする部門を役割としている。幹事企業は三井不動産とドローンワークスが担当し、柏市や同センターが運営協力をするとのこと。参画企業は大日本印刷(東京都新宿区)や、まくら(千葉県柏市)など。




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