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BCPG 富士山麓で営農型太陽光発電所を操業

2018.06.11 17:05

 BCPG(タイ)は6日、静岡県御殿場市駒門地区で「御殿場1太陽光発電所」と「御殿場2太陽光発電所」が完工し4月16日より商業運転を開始したと発表。今回の操業開始により同社として7カ所目と8カ所目の太陽光発電所となる。
 同発電所は、御殿場市の63名の個人所有である6万7585㎡の農地に建設された。BCPGジャパンにとっては初の営農型太陽光発電所(ソーラーシェアリング)。2つの発電所の発電容量は合計4・4MWDCとなり、約1100世帯の消費電力量に相当すると推定している。また、営農型太陽光発電所としては、日本最大級の発電規模となる。
 同施設は日本エナジーバンク(札幌市中央区)が元請、京セラソーラーコーポレーション(京都市伏見区)、奥村組(大阪市阿倍野区)が設計・施工を実施し、太陽光パネルはトリナ・ソーラー(中国江蘇省)の335Wの太陽光発電パネル1万3176枚を、華為技術(ファーウェイ・中国広東省)の分散型パワーコンディショナー118台に接続、発電した電力は固定買取価格制度を活用して、東京電力(東京都千代田区)に全量売電する。




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