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「ららぽーと名古屋」9月28日開業 再開発地区「みなとアクルス」の主要施設に

2018.06.18 17:10

 東邦ガス(名古屋市熱田区)や三井不動産(東京都中央区)らの共同による第一期開発が進められている名古屋市港区の複合街区「みなとアクルス」において、三井不動産は大型商業施設「三井ショッピングパーク ららぽーと名古屋みなとアクルス」の開業日を発表した。同社が展開する「ららぽーと」は今回の開業によって国内14施設となる。

 「人と環境と地域のつながりを育むまち」を具現化した「みなとアクルス」は4つのゾーンで構成されており、第1期開発として「にぎわい・交流ゾーン」には「三井ショッピングパーク ららぽーと名古屋みなとアクルス」とエネルギーセンターが整備され、「住宅ゾーン」には三井不動産レジデンシャル(東京都中央区)による全265戸のマンションが建設される。
 「ららぽーと」は1981年の「三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO―BAY」開業以来、今年で38年目を迎える。愛知・岐阜・三重の東海3県では初進出となる今回の「三井ショッピングパーク ららぽーと名古屋みなとアクルス」は、「ヒトを繋ぎ、トキを紡ぐ"コネクトモール"」が施設コンセプト。最寄りとなり名古屋市営地下鉄名港線「港区役所」駅から徒歩2分であることに加え、市営バス「港区役所」バス停からも至近であるなど公共交通機関でのアクセスが良好な立地となっている。施設は地上4階建て(一部2階建て)、敷地面積は約8万3200㎡で、店舗棟の延床面積は約12万4700㎡である。出店テナントは、カフェも併設する「RHCロンハーマン」をはじめ、愛知県内に初出店となるブランドが多数出店する。そのほか、「無印良品」や「LoFt」といった日用雑貨の大型店舗や多彩なジャンルの飲食店舗など全217店舗が出店を予定している。同施設の開業日は9月28日、「みなとアクルス」の街開きは9月25日を予定している。




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