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NTC トイレ&会議室の空室管理システム オフィス内ストレス軽減で生産性向上にも期待
2018.06.25 15:12
NTC(東京都新宿区)は6月20日、オフィスのトイレや会議室が空いているかを確認できるシステム「空いてるチェッカー」のサービスを開始したと発表した。オフィスや会議室のドアなどにセンサーデバイスをつけ、空室状況をWeb上でリアルタイムに確認できる。
サービスの導入で、従業員がトイレや会議室を探し回るといった無駄な時間をなくすことが可能。職場で感じるストレスの軽減につながり、社員一人ひとりの生産性向上や職場環境改善に繋げることができるとしている。
サービス利用に伴う通信コストの削減にも注力した。同サービスはNTTドコモ(東京都千代田区)を中心とするIoT推進プロジェクトのノウハウを軸に開発されており、NTTドコモの法人向け格安SIMのモバイルサービスを活用することで通信コストを大幅に削減。通常で平均約2000円かかっていた通信コストを約7割程度減らすことができるという。